
熊本との別れを告げ、今日は福岡・博多でライブ。
筥崎宮前にある「もも庵♪」での、RYOSAIさん(尺八)との10度目の共演です。
思えば約4年前、福岡の赤坂にかつてあった「ペンタグラム」で初めて共演(->
当時の日記)。
以後、季節ごとに共演を重ね、ついに10回目。
尺八という楽器と、ピアノという楽器の違い。
邦楽と洋楽の違い。
その違いを思う存分、楽しみながら、ここまで来た気がします。
RYOSAIさんから学んだ、
「間(ま)」の感覚。
「呼吸を合わせる」感覚。
それは、いつの間にか自分のなかに息づき、
当たり前のようになっていました。
最初のころは、尺八の音に、ピアノの音をかぶせてしまうことにためらいがあり、
RYOSAIさんが作ってくれる「間(ま)」をすごく待った気がします。
今は、あまり考えず、自然に弾けるようになりました。
音を重ねるイメージができると同時に、体はもう弾き始めている。
そんな感覚です。
10回目の共演を経て、
その感覚をそのままに、
しかし、間を作ることにももっと意識的になってみようと思いました。
そして、全体をうまくまとめようとせずに、
挑戦的に、行くとこまで突っ走って、突き抜けるような、
そんな演奏をしたくなりました。
もう一度、ゼロに戻って、初めてのときの感覚でやってみたくなりました。
ライブが終わり、お客さん(佐世保の舞ちゃんとクレムも来てくれた)とさよならしたあと、
近くの屋台で、RYOSAIさんと二人で、焼酎でいっぱいひっかけました。
音楽をやっていくということ。
こうして、交わって、音を重ねるということ。
どんな姿勢で、音と向き合い、お客さんへと向かうか。
それをこうして語らえる仲間がいることに心底、幸せを感じ、
また一緒に演奏する時には、もっと成長した自分で相見えたいと、
心から思って、別れた夏の終わりの夜でした。