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吉野川河口


明日は徳島県立近代美術館でコンサートです。
先日、打ち合わせに行ってきました。

美術館が所蔵しているかなりの数の現代美術作品が、展示されるなか、演奏します。展示作品は、どれも素晴らしいものばかりです。
先日、学芸員さんが作品1つ1つをまわりながら、丁寧に説明してくださいました。それを聞くうちに、作家が作品にこめたものが、こちらに真正面から迫ってくるような気がしました。
その感じを、コンサートで活かせないかと考えています。

「コンサート鑑賞」「音楽鑑賞」型のプログラムではなく、
お客さん一人一人が、作品を通して作家と向かい合い、自分と向かい合う時間。僕の音は、それを手助けするような役割であると同時に、僕も自分と作家とお客さんと向かい合う時間にしたい。

コンサートの半分は、完全即興で演奏する予定です。
みなさまのお越しをお待ちしています。
(入場料はたったの200円です!)


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 重松壮一郎ピアノ・コンサート
 「いのちを見つめて」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■とき
3月1日(日)
開場9:30 開演14:00(終演予定15:30)

■会場
徳島県立近代美術館(徳島・徳島市)
http://www.art.tokushima-ec.ed.jp

■料金
一般 200円 / 高校生・大学生100円 / 小中学生 50円
(障がい者・65歳以上半額)


「生きているわたくし」によせて
徳島県立近代美術館にて行われる所蔵作品展「生きているわたくし」。ジャコメッティなどの展示作品を通じて、「私たちはなぜ、ここにいるのか」「どこからやってきて、どこへ向かっていくのか」そして、「自分は何者なのか」ということに想いを巡らせていただく作品展です。

今回のコンサートは、「音楽鑑賞」的なものではなく、お一人お一人が、作品や音を通して、自分と向かい合う時間を展覧会の会場でお持ちいただけることを期待しています。重松は、既存の曲を弾くのではありません。どこかから持ってきた音楽ではなく、今、ここに作品があり、かけがえのないあなたがいるからこそ、今、ここで、必然的に生まれくる音を紡いでゆきたいと思っています。作家が作品にこめた「生」、それと向かい合うあなたの「生」、その両者を感じて重松が音にこめる「生」。それらが1つの空間で出会うとき、何が生まれるでしょうか。様々な考え、想い、感覚が、浮かんでは消え、浮かんでは消えゆくかもしれません。そんな特別な時の流れに、自由に心を任せてみていただきたいのです。あなたのお越しをお待ちしております。


【お問い合わせ】
徳島県立近代美術館
徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園
tel: 088-668-1088 / fax: 088-668-7198
(JR徳島駅から徳島市営バス・徳島バスにて25分 / JR牟岐線文科の森駅から徒歩35分)

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那覇の風景


今日は、沖縄を旅立つ日。
何度も歩いた狭い路地を、ちょっぴり切ない気持ちで歩く。


那覇の風景


そういえば、今回は沖縄そばを食べていない。
ということで、市場の中に入っていく。
食べたもの日記」にも書きました「ふーちば」というお店で、いただく。
とってもおいしかった。オススメです。


那覇の風景


それにしても、市場は活気がある。平日なのに。
日本全国、小泉構造改革の悪影響で、シャッター街だらけなのに。
おばぁは元気。ところ狭しと店を広げ、よく歩くし、よくしゃべる。


那覇の風景

那覇の風景

那覇の風景


空港には、米盛りさんとゆみこちゃんが見送りにきてくれた。
ゆみこちゃんとカフェテリアでコーヒーを飲みながら、
今回のこと、これからのこと、わくわくしながら話した。


できたらさ、1年に2回くらい来たいよね。
ライブの規模小さくていいから、たくさんやりたい。
そして、次こそは、八重山に久々に行きたい。
竹富島の西桟橋を思い出したら、胸がきゅんとなった。


木


夢のように
夢のように

過ぎていった
沖縄での日々

いだいた想い
いただいた想い

僕の心に積り積もった

ほんとうにありがとう
さようなら、沖縄

また会う日まで


木
那覇の風景


昨日のライブを終え、今日はOFF。
ゆっくり起きて、那覇をぶらり。とてもいい天気。


那覇の風景


市場にある「商六」で、からし菜のおにぎりを買う。
緑色のおにぎり。とってもおいしい。


那覇の風景


ベランダや塀ごしに、毛並みがへんちくりんでかわいい犬がワンワン吠える。
沖縄ではよく見かける風景。


那覇の風景


街の中でも、毛むくじゃらの木がたくさんあるのも特徴。


那覇の風景


街のはずれにあるちょっと寂しいビーチで昼寝をする。
2月だけど、泳いでいる人がたくさんいる。


那覇の風景


国際通り周辺には、数年ぶりに来た気がする。
そのせいか、なんだか観光客気分。
それにしても国際通りは、どんどんエスカレートしています。

物売りの声、沖縄ポップス、民謡、
ヤマトグチ、ウチナーグチ、中国語、
ちんすこう、星の砂、変なTシャツ、直射日光を浴びてる泡盛、
スタバ、ホコ天で踊るロケンローラー、大道芸。

一歩路地に入ると、猫。

そして、日が暮れていく。
壺屋通りを歩いて帰る。


那覇の風景


人の通らない路地の、ボロボロの平屋のおうちの庭で、
ガジュマルの神様が、厳かにたたずんでいた。


那覇の風景
沖縄風景


昨日はちょっと寒かったけど、今日は気持ちよく空が晴れ渡りました。
さあ、今日は2年半ぶりの沖縄でのライブです。
ゆみこちゃんと一緒に、モノレールで会場へ。

いま沖縄は春を迎え、美しい花がそこかしこで咲いています。
淡い紫色のメイフラワーがとても愛らしく美しい!


メイフラワー


今日は、ほんとに気持ちいい。
会場に陽が差し込む。
開けた窓から、そよそよと、春の風が入ってくる。
僕はそれにあらがわず、身も心も音も、委ねる。

久びさに再会した友人たち。
沖縄の各所から足を運んでくださったお客様。
遠く福岡からわざわざ来てくださったOさん。
初めて来てくれた人たち。

僕はこの2年半で成長することができただろうか。
どんな風に、音は届いただろう。

それも気になるけど、

でもいまはただただ、
こうして聴いてもらえるだけで、うれしい。


演奏風景


久々なので、セットリストを:

■1st stage
1. 即興演奏
2. 風のゆくえ
3. YANBARU
4. みずよとわに
5. 水滴のダンス

■2nd stage
1. 僕がいたこと
2. 祈り
3. 息をして


僕がピアニストになったきっかけの地、沖縄。
ほんとうにありがとう。


打上げは、とってもくつろげる居酒屋「苗」。
おいしかったー。
それよりなにより、友人たちとまた酒が飲めることが嬉しい。
食べたもの日記」にも載せたけど、泡盛の飲み比べ、楽しかった?

みんなと別れたとき、
この人が、きっと幸せでありますように、という気持ちが、
なぜか、切々と沸いてきた。

この沖縄という地で、とても純粋に生きる人たちだから、
そして、会いたくても、いつでも会える訳ではないから、
またいつか次に会えるときまで、幸せでありますようにと、
心から願う。

ありがとう。


飲み屋
金城の石畳


今日は、OFF。
近場で観光する。

金城の石畳。
きっと昔はこんな通りばかりだっただろう。
またこんな通りがたくさん増えればいいのにね。


大赤木


そしてそのそばにある、大赤木。
この木肌。
動物の肌のよう。


木肌


生き物にとって、
植物だとか、動物だとか、
そんなの関係ないのかもしれない。
人間が勝手に線引きしただけで。


木肌
沖縄風景


二年半前までは毎年のように訪れていた沖縄。多い年は年に3回来たことも。でもずっとチャンスがなくてご無沙汰してました。

飛行機の窓から青い海が見えたとき、なんとも言えない、このこみ上げてくる気持ち…


沖縄風景


空港にはいつもお世話になっている米盛さんが迎えに来てくださいました。お元気そうで良かった...

時間がまだ早いこともあり、僕の希望でセイファーウタキ(斎場御嶽)へ。琉球最高の聖域の一つであるこのセイファーウタキは、僕が沖縄に来たら必ず足を運ぶ大好きな場所。


斎場御嶽


ここへくると、風の音も鳥の声も、いつもと違って感じられる。こんな汚れた体も浄化される気がする。遥拝所から、文字通り遥かに拝む久高島。手を伸ばしたら届きそうなのに届かないのが切ない。心だけ重ねる。


斎場御嶽


夜は、仲良しの友達と久々に再会して、1時過ぎまで飲む。

ただいま、沖縄。
ただいま、友達。
ただいま、オリオンビール。

泡盛ボトルを買ってもすぐになくなっちゃうね!
 
 
フライヤー



今週末は、2年半ぶりに沖縄でのライブです。

みなさま、沖縄にご友人がいらしたら、ぜひお知らせください!
転送・転載も大歓迎です。
どうぞ、よろしくお願いします!



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 music for all living things ?
 重松壮一郎ピアノ・コンサート in 沖縄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

?その音は、ときに優しく、ときに激しく、川のように流れ、森のように包み込む?

人間だけでなく、生きとし生けるものすべてに向けて音を紡ぐピアニスト重松壮一郎。即興演奏とオリジナル曲による独自の演奏スタイルで国内外にて年間100回以上のライブを行う「旅の音楽家」。その場にいる一人一人の想いを音にしているかのような演奏は、現代に生きる人々の心に深く響き、多くの共感を呼んでいます。
あなたの知らなかった「もう1つのピアノ音楽」。
ぜひ聴きにいらしてください。お待ちしております。


■とき
2月21日(土)開場13:30 開演14:00

■会場
アルテ 赤田ギャラリーホール
http://arte-plan.com
那覇市首里赤田町3-26(アルテストア1階)
tel: 098-884-7514
(モノレール首里駅より徒歩10分 バス停:崎山より徒歩5分)
※駐車スペースが限られている為できるだけ公共交通機関をご利用下さい。

■料金
前売1500円 当日2000円

■出演
重松壮一郎(ピアニスト / 作曲家)
http://www.livingthings.org

【ご予約・お問い合わせ】
みずのえ
tel: 090-6518-6963
fax: 088-678-3307
mail: soso@livingthings.org
ご予約フォーム: http://www.livingthings.org/contact/
※ご予約の際には、以下のことをお知らせください
(1)お名前 (2)連絡先TEL・メールアドレス (3)枚数


................................................................................................................

[ 出演者プロフィール ]

■重松壮一郎(ピアニスト、作曲家)
http://www.livingthings.org

生きとし生けるもの全てとの共鳴から音を紡ぐピアニスト。即興演奏とオリジナル曲を主体とした独自のスタイルで、日本全国にて年間100回以上のライブを行っている。旅先の自然、風景、生き物、人々との出会いを即興で音に紡ぐ「旅の音楽家」。2004年・2006年にはアメリカ、2008年にはオーストラリアでもツアーを行う。
人間だけでなく、すべての命に向けた音楽を創造すること、音を媒介に自然と交感すること、環境問題における音楽の役割とは?などのテーマに取り組んでいる。
2005年4月、ダライラマ法王14世の熊本への来日記念ドキュメンタリー映像の音楽を、熊本在住の唄い手・川原一紗とともに担当。同年7月、オーストラリアのシンガー・ソングライター/環境活動家アンニャ・ライトが、南米に伝わる物語を歌にした「とべ、クリキンディ?ハチドリの歌」のレコーディングに参加。2008年4月、J-WAVEがpodcastで提供しているロバート・ハリスの番組「Planet green Podcast」にて、楽曲「金峰山にて」が取り上げられる。同年10月、四国放送テレビ「即興にこだわるピアニスト?重松壮一郎」が放送される。





-> 写真と本文はこちらをご覧ください
 
 
ライブ風景


今日は、徳島駅からもほど近い、東新町ボードウォーク(川沿いのテラス)で、野外コンサートでした。徳島は、LED(発光ダイオード)に力を入れており、来年はLEDアートフェスティバルの開催も予定されています。今日は、そのプレイベント的なもので、バレンタインに合わせて開催されました。


ライブ風景

ライブ風景


LEDは、その電球自体が半永久的に使えます。また低電力で発光するため、今後は蛍光灯や電球に置き換わる光源として期待されています。

6万個のLEDで作ったアート作品に彩られたすぐ横に、グランドピアノを運んでの野外演奏。
天気予報ではずっと雨だったけど、お天道様が味方してくれたのかとても暖かな晴れで、無事に開催されました。


ライブ風景

ライブ風景


演奏は、20分 x 3回。
それぞれ、即興演奏とオリジナル曲で構成しました。
こういう公共の場でのコンサートで、
ピアノ・ソロで、オリジナル曲や即興演奏だけを弾くミュージシャンは、あまりいないでしょうね...


ライブ風景


夕方になるにつれ、だんだん寒くなってきたけど、
美しいLEDと、それを楽しそうに見つめるみなさんを感じながら、
とても気持ちよく演奏できました。
やはり、野外で、風を感じながら演奏するのは、幸せです。


ライブ風景


この機会をくださった皆様、ほんとうに有り難うございました!

そういえば今日、アマチュアなのかプロなのか、たくさんのカメラマンが撮影してらっしゃいました。
また、テレビカメラもたくさん来ていて、僕もけっこう撮影されました。
でも、あれはいつどこで見れるのでしょうか!見たいな?


->動画はこちらでご覧になれます


ライブ風景
ライブ風景


今日は、久しぶりに龍ちゃん(コイケ龍一くん)とのDUOでライブ。
2週間、関東にいて、ちょっとストレスがたまってたんだけど、
龍ちゃんの顔を見たら、なんだかほっとして、元気になった。
ほんとにね、素朴で優しく、純粋な人です(そして頑固。僕もだけど)。

2週間前まで、予約がたったの1名(!)だったんだけど、
蓋を開けてみたら、今日は45人のお客様。本当に心から感謝です。


今日のプログラムは、龍ちゃんの曲、二人で作った曲で構成。
お互いのソロは1曲ずつで、あとは全部二人で演奏。
最近、誰かと共演するときは、それぞれのソロの時間を多めにする傾向があったので、こんなのは久しぶり。一緒にできる曲、たくさんリハーサルしたものね。

ということで、珍しくセットリストを書きましょう:

■1st stage
1. safari
2. 子どものうた
3. スモール・ブルース
4. みずよとわに
5. 水滴のダンス

■2nd stage
1. 待合室
2. 森へ遠く
3. 星めぐりの歌
4. 森の涙
5. ネマムササ

(アンコール)
6. ジャマニ


どの曲も自由度は高く、僕もあまり用意せずに、
できるだけ即興で弾くようにしてます。
だから、龍ちゃんとのセッションはいつも楽しい。
一緒にやっていると、言葉にはならないつながり、友情みたいなものを感じる、不思議なステージです。
アンコールもいただきました。ほんとにうれしいね。


お越しいただいたお客様、ありがとうございました。
次は、5月24日(日)に東京のどこかでやりたいなと話しています。
また、9月の2週目あたりに、東海・関西・四国でツアーしたいなと思っています。
年内には九州でもツアーしたいなとも話しています。
どうぞお楽しみに!


龍ちゃん、ありがとう!!
soso


僕は、いつでもあの場所に帰れる。
いのち燃やしつくしたあの場所に。

長い長いトンネルを抜けると、
そこには、あたたかなひかりが待っていた。
そのひかりは、生のひかり。

生の瞬きが、
僕を包み込む。


ああ、
君の声が重なる。
すべての人の心が重なる。

血が重なる。
涙が重なる。

僕と君の、生の間が重なる。

ただいま。
いのちある場所へ。

生きているのか、死んでいるのか、
分からないような場所ではなく、

絶対的な生と、絶対的な死が待つ、その場所へ。
ただいま。

その輝きへ。
僕はいつでも帰りたい。
花束


今日は、「そよかぜ音楽祭」でした。
これは、僕が立ち上げから関わっている音楽ボランティア・ネットワーク「音種♪」が、常日頃から演奏しに行っている「知的障がい者更生施設そよかぜ」さんが主催の音楽祭。
今日は「そよかぜ」の施設内での演奏ではなく、調布グリーンホールを借りての一大イベント。施設が主催の音楽祭を、まるごと「音種♪」に任せてくれるのだから、ほんとうにありがたいことです。

ここで「音種♪」についての説明を少し。
そもそもは、臨床心理士の成松さんが僕のライブに来てくれて意気投合し、彼が僕の音楽を知り合いのホスピス(信愛病院)に紹介したいと言ってくれたのが始まり。僕は、病院や施設と、音楽家を結ぶパイプ役(コーディネーター)の必要性を感じており、彼もまた、音楽家を施設に紹介したいと思っていました。しかも彼は、施設向けの「慰問演奏」的なもの(懐かしのメロディや童謡、趣味の発表レベルのもの)ではなく、独自の音楽で最高の感動を届けられる音楽家の生の音楽を、そのまま施設につなげたいと思っていました。僕は、高齢者施設でも障がい者施設でも、自分にできる最高の表現として、通常の自分のコンサートと変わらない演奏をしますので、その点で共感したのでした。

その後、彼は「音種♪」という名前で活動することを決意し、手始めにmixi上で告知を始めたところ、募集もしていないのにどんどん演奏依頼が来て、3年間で75回もの演奏をするに至ったのでした。未だに募集をしたことは一度もないのに、演奏依頼が来続けています。
参加メンバーもどんどん増えて、今では40名以上も参加しています。

今日は、その中の13名が出演するコンサートでした。
お客様は、そよかぜの利用者さんとそのご家族、スタッフ、一般のかたがた。

今日のオープニングは、全員参加での即興演奏。
最初、規夫くんのカリンバと、ひづるさんのダンスから始まり、そこに僕のピアノが加わり、フルート、ビオラ、ピアニカ、パーカッション、サックスなど、みなさんが少しずつ加わってく展開。即興演奏がその音楽性の特徴でもある「音種♪」ならではのオープニングでした。


演奏風景


僕の出番は、前半最後の「息をして」。
知的障がい者のかたがたは、声も出るし、動きもでる。
その中で演奏することは、しーんとした静寂の中で弾く一般のコンサートとは大きく異なります。去年の音楽祭のときは、そのみんなの声を意識しながら弾いている自分がいたけれど、今年はみんなの声と同化しながら演奏できている自分がいました。
今日は、途中から、ひづるさんにも即興のダンスで加わっていただき、より情熱的な「息をして」になりました。

「でも、障がい者の人には音楽は分からないでしょう?」と言う人がいます。
でも、音楽は「分かる・分からない」というものではないのです。例えば、僕らがおいしいものを食べた時、笑顔になり、「おいしい!」という言葉が自然に口から出るでしょう。音楽も同じだと思うのです。誰もがみんな自分の感性・感覚を持っていて、感じてくれる。むしろ、常識に縛られていない知的障がい者のほうが、柔軟で純粋な感性で受け止め、反応してくれます。その素直な反応は、演奏者にとって何よりも嬉しいことです。

それに、例えば、寝たきりで何の表情もなくなった認知症の患者さんが、ある音楽を聴いたら、目から涙がこぼれた....ということもあります。僕は、音楽にはそんな力があると信じています。


今日のコンサートの最後は、再び、全員参加の即興演奏。
会場のみなさんにも小さな楽器を手渡し、みんなが好きに音を出し、踊り、走り回り、大騒ぎ。
僕は、真理ちゃんとピアノの連弾。
ああ、ほんとうに楽しかった!

終わったあとも、たくさんのかたがたが「感動した」「こんな音楽会があるのか!」「こんな障がい者との関わり方があるのか!」と言ってくれました。
特に、音楽療法を勉強として学んだ人からすると、僕らはかなり変わり種みたい。
でも、僕らは、これが音楽療法だとか、対象が障がい者だから、とか考えずに、すべて平等に分け隔てなくやっているから、こんなコンサートができるのだと思う。

「もっと静かな状況で聴きたかった」という声も、アンケートにありました。
ぜひぜひ、メンバー個々のコンサートにお越し下さい。みんな毎日がんばっています。


僕はいつも東京にいる訳ではないので、75回の公演うち、参加できたのは10回ほどだと思います。でも成松さんを始め、70回ほぼ全てに参加しているメンバーもいます(規夫くんとかね)。
そういうみんなの積み重ねがあるからこそ、今日という日がありました。
みんなには、ほんとうに心から感謝です。

そして、コンサートにお越し下さった全てのかたがたと「そよかぜ」スタッフさんに、心から感謝します。ありがとうございました!


★「音種♪」に関してはこちらにお問い合わせください:
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1003236
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1029628
※mixi会員登録が必要です。
森のテラス


久しぶりに実家に戻り、3日連続で東京でのライブ。
一昨日はカフェスローで暗闇カフェ、
昨日は、信愛病院ホスピスとロビーでの2回公演、
そして今日は、年明け1回目の森のテラスでのライブ。

ちょっと風は強いけどお天気に恵まれ、
とっても気持ちいい日。

いつものように前半は約30分間の完全即興。

即興演奏というのは、正直な話、
うまくいくか、いかないか、やっていないと分かりません。
いや、何が「うまく」なのかは分からないけど、

何も考えずに、ピアノの前に座り、
風の音、鳥の声、
みなさん一人一人の存在、
そして、静かにやってきた春の訪れを、
少しずつ、紡いでいくことができた、
今日の即興演奏は、
とても、いい時間であったと思う。

後半は、オリジナル曲。
風のゆくえ、みずよとわに、祈り、息をして。

最近、たくさんあるオリジナル曲のなかで、
弾きたい曲がたくさんあって、
それをどう選んでゆくか、とっても悩みます。

毎回、毎回来てくださるかたが、
毎回違った発見をしてくださいますように、
僕は、毎回、新しい音を紡ぎたいと思う。


季節はうつりゆく。
僕も、うつりゆきたい。


来てくださったみなさん、
ほんとうにありがとう!

次はあたたかな春の日。
4/25です。


森のテラス

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