上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
鶴岡


今日は朝5時過ぎに起きて、つるおかユースそばの葉山を登ったり下ったりしながら、山菜採り。良磨さんの歩くスピードが早くて、ついて行くのがやっとなのに、さらに高い枝の先にあるタラノメを採らねばならない。
ゼイゼイ言いながら、海の崖っぷちも歩いて海岸まで一時間半。疲れた…

ユースに戻ってすぐに、今度は三瀬(さんぜ)小学校へ。
8:20から、講堂にてミニ・コンサート。
全校生徒85名が、体育座りで迎えてくれる。
一番前はかわいい一年生。思わず顔がほころんでしまう。


鶴岡


コンサートは25分間。
いまこの時を感じるままに即興演奏。そして「水滴のダンス」。

朝っぱらから山歩きした甲斐があってか、余計な肩の力もさほど入らず、三瀬の春を音にできました。


今日は演奏前に、どんな演奏をするか説明してから弾きました。

即興演奏って何?
一年生は「即興」っていう言葉も分からないよね。
即興演奏っていうのはね、何かの出来上がった曲を弾く訳ではなく、
楽譜を見る訳でもなく、
いま思いつくままに演奏することだよ。
みんなは、鳥の声みたいだなっとか、
波の音みたいだなっとか、
自由に想像していいんだよ。

という話をしました。

そして、「水滴のダンス」は僕が作曲した曲だけど、最初に楽譜を書いた訳ではなく、頭の中に入ってるんだよ。これも自由にイメージしてね、
という話をしました。


鶴岡


僕は目をつぶって演奏するから見えなかったけど、足や手でリズムをとったり、それぞれ自由に捉えてくれたみたい。

とてもみずみずしい、素直な反応の子どもたち。
みんなありがとう!


鶴岡


小学校をあとにし、良磨さんと二人で、海でカヌー。
ハードスケジュールだ…

川でカヤックはやったことあったけど、海でカヌーは初めて。しかも風が強く波が高いので、なんだか楽しむ余裕がなかったけど、春の海は気持ちよく、波をかぶって濡れたりするのもなんだか愉快だった。


鶴岡


カヌーのあとは、金峯山へ。一時間半くらい山歩き。今日は歩き通しだ。
でも、この新緑の美しさが、心を疲れさせない。

東北特有のブナの森。日の光に葉が透けて、黄緑色のシャワーを作り出す。
たくさんの鳥の歌声。これはどんな言葉でも、写真でも、表現しつくせないなぁ。


夜、ユースに小学校の先生が来てくださる。
子どもたちが書いてくれた感想文を冊子にまとめてプレゼントしてくださいました。

あぁ、これはほんとにほんとに素敵な贈り物だ。

僕の音楽はどちらかというと大人向きで、子どもたちを退屈させてしまうかもしれない。
かといって、
「子どもだから童謡」
「誰でも知ってるクラシックの名曲を」
「アニメソングを」
みたいなことは絶対にしたくない。

それは子どもたちがもつ素晴らしい想像力・創造力、自由な発想の可能性、受け止める力を、最初から信じていない気がするから。


僕の伝えたいことはオリジナル曲と即興演奏に全て詰まっている。
だから、それらで、子どもたちに正面からぶつかっていきたいし、楽しんでもらいたい。
それがずっと、僕の目標でした。

今日受け取ったこの感想文を読むと、みんなが表面的に捉えたのでなく、それぞれ自由な感性でイメージを膨らませてくれたことが分かり、ほんとに嬉しくて。
中には、なんだか訳わからんという子もいたかもしれないし、退屈に感じた子もいたかもしれない。
でも今日、ある生身の人間が、君の目の前で全力でピアノを弾いたことに何かを感じてくれてたら僕は嬉しい。そしてこの音が心や体のどこかに響いたのなら、もっと嬉しい。


ほんとにありがとう。
今日の経験は僕の宝物になりました。


鶴岡
スポンサーサイト

Comment

Post Comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

Trackback URL
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。