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会場風景


冬の九州ツアー」も最終日。
今日は長崎県佐世保市立宮中学校でのコンサートです。

今週は人権週間ということで、全国いろんな催しがなされていると思います。
ここ宮中学校でも何かできないだろうかと、担当の先生からご相談をいただきました。

フラワーアーティスト吉村舞ちゃんと話し合い、
花とピアノのコラボレーションでコンサートをすることになりました。

人権というなかなか堅いテーマ。
他者の存在やつながりを考える機会ですが、
まずは一人の存在としての「自分」と向き合うことが、原点ではないかということになりました。

僕らは花と音楽を通して、みんなが自分自身と向き合う時間を作ることになりました。

また、単に当日にコンサートするだけではなく、事前にみんなに「わたしについて」を言葉や絵で書いてもらって、それを読んだインスピレーションを僕らで作品にしていくことになりました。
そのために、まずは僕ら二人からみんなにお手紙を書きました。

先週届いたみんなの「わたしについて」には、
一人一人が抱えるさまざまな想いが記されていました。
何気ない一言や落書きのような絵の裏にも、微妙な心理状態が見てとれました。

進学・将来への漠然とした不安、
友人関係の悩み、
まだ自分と向き合えない姿、
コンプレックス、
自分の悪い部分を治したいという気持ち…。

それらを胸に、今日は表現します。


音楽室のピアノ


会場の宮中学校・音楽室は細長い校舎の突き当たり、3階の角部屋で、両側が窓。
日差しがたくさん入り、風が右から左へと吹き抜ける素晴らしい空間でした。

周りは市街化されていない自然に溢れた場所なので、ずっと田園風景が広がり、緑の山々に囲まれています。
屋上に巣があるのか、時折、鳥の群れが窓のすぐ横をさーっと飛んでいきます。

僕と舞ちゃんはもうこれだけで、幸せ気分でした。


生徒たちは90名。
気軽に挨拶してくるような、とても素直な子たちでした。


コラボレーション風景


前半は僕と舞ちゃんのコラボ(フラワーアートとピアノの即興演奏の共演)、
後半は僕のピアノ・ソロ。

舞ちゃんの表現は、
最初は一本の白い幹を裸の自分自身とし、
そこに核(心や魂、心臓)があり、
そこから生まれる自分のいろんな面、他者とのつながりを表す真っ赤な枝が無限に延びていくような作品になりました。

僕にはそれは、マグマのような自分の心からいろんなものが吹き出しているようにも見えました。


コンサート風景


互いに導き合い、
寄り添ったり、
突き放し合ったり。
たまったり吐き出したり。
悲しんだり喜んだり。
そんな即興演奏になりました。


僕のソロは、「息をして」。
この曲には、僕の想いがすべて詰まっています。


演奏風景


コンサートの前後には僕らの話も交えました。

みんなの手紙を読んで感じたこと、
自分が中学生だったときのこと、
ピアニストになるまでの道のり、
こういった表現活動をするに至ったきっかけ、
みんなへのメッセージ。

まだ将来の職業ややりたいことが見えてない子も多いと思うけど、
ピアニストとフラワーアーティストというこの二人が、
今日みんなの前で精いっぱいの表現をして見せること、その姿から、
何かを感じとってもらいたいなと思いました。


コンサート風景


終わったあと、一人一人と握手してお別れ。
みんないい顔。
先生がたもすごく喜んでくださった。
良かった良かった!


舞ちゃんと


僕は何度か学校公演をしているけれども、
舞ちゃんは初めてみたいで、いたく感激してました。


僕としては、単発の企画で終わってしまうのはあまりにももったいなく、
これからも何らかの形でみんなの成長とつながっていきたいと思いました。
一人一人と話してみたいし、
何かアドバイスができるならしたいなと思いました。


窓の外


終わったあと、
舞ちゃんとクレムと夜中まで語り合ったんだけど、
ほんとに素晴らしい機会をいただいたし、
いい時間だったーと、
にこにこでした。


後日談:
次の日、舞ちゃんの手元にはみんなからの感想のお手紙がたくさん届きました。
いま僕のとこにもまわってきました。
年明けは時間の余裕があるので、お返事を書きます。


舞ちゃんとクレム
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